中国のオーディオメーカー、水月雨(MOONDROP)が、5G対応のHiFiデバイス発売を予告。詳細の多くは未だ謎に包まれていますが、特徴的なデザインの端末となることが予想されています。
近日発表予定
2015年設立の中国のオーディオメーカー、水月雨(MOONDROP/スイゲツアメ)は、これまでヘッドフォンやIEM(インイアーモニター)などを手掛けてきましたが、突如同社公式サイト上に、「5G HiFi Mobile Audio Device」のティザーページが登場。
同ページは、新たな「Phone」タブ下に配置され、「MOONDROP PHONE」との表記もあり、前述の通り5GやMobileと銘打っていることから、同社初のスマートフォンになると目されています。
詳細については、5G対応やHiFiが特徴の他、画像で見られるように、機種名が「MOONDROP MIAD 01」となること、近日発表であることなど、現状では非常に限られたことしか判明していません。
見た目も、画像からは、角ばったものとなり、音量ボタンと電源ボタンらしきものが片方に集約されていることしか分かりませんが、「Explore the integration of art and reason(芸術と理性の統合を探検せよ)」とのスローガンや、水月雨のこれまでの製品を鑑みるに、特徴的なデザインとなることが予想されます。
オーディオとスマートフォンは切っても切れない関係だが
オーディオとスマートフォンと言えば、最近では、Nothingが最初にTWSイヤホンを投入した後、スマートフォン市場にも参入しています。
それは、同社の創業者及びCEOが、OnePlusの共同創業者であるカール・ペイ氏であることから、予想されていたことでしたが、同社以外にも、AppleやSony、OPPOなどが、スマホ事業参入前からオーディオ製品を手掛けています。
また他には、過去に日本のオーディオメーカー、ONKYO(オンキヨー)から、同社初のスマホ、と言うよりも、SIMスロット搭載で通話に対応したDAP、とでも言うべき、GRANBEATが発売されています。
MOONDROP MIAD 01は、水月雨の事業内容、そしてティザーからして、GRANBEATのようなコンセプトのスマートフォンとなることが考えられますが、同モデルは2017年に発売されて以降、後継機が出ていないといった現状も、頭の片隅に留めておく必要があるでしょう。
Source: 水月雨, Via: Gizmochina
スマホというよりWalkmanみたいなAndroidベースのハイレゾ対応メディアデバイスじゃないの?