BullittがCES 2023で双方向衛星通信サービス、Bullitt Satellite Connectを発表しました。モトローラのタフネススマホ、Motorola Defy(2021)の後継機種が最初の対応モデルになる予定です。緊急時の衛星通信機能はiPhone 14シリーズ等で実装されていますが、Motorola Defy後継機における衛星通信機能はより広範な用途に使用できる模様です。
CES 2023では、Qualcommも双方向衛星通信サービスであるSnapdragon Satelliteを発表していました。
Motorola Defyの後継モデルがBullittの衛星通信に対応
Bullitt Satellite Connectは携帯の電波が届かない場所でもSOSの発信やメッセージのやり取りが可能な双方向衛星通信サービスです。MediaTekやFocusPoint International、Skyloといった企業とBullittが2年に渡って提携し、開発しました。
Bullitt Satellite Connectでは、Bullitt Satellite Messengerという専用アプリを通じて衛星テキストメッセージを送信します。まずWi-Fiまたは携帯電話回線による接続を試み、どちらも利用できない場合は衛星通信に接続されるようです。
受信者は既存のSMSとしてメッセージを受けられるほか、専用アプリをダウンロードすることで返信も可能になります。SOS Assistanceの料金は月額4.99ドル(約660円)からで、初年度は無料です。受信料はかかりません。
Bullittによると、Motorola Defy(2021)の後継モデルが、Bullitt Satellite Connectに対応する最初のスマホになります。
Motorola Defyは2021年6月に発表されたタフネススマホです。スタイリッシュなデザインながら、IP68の防水性能やMIL規格に準拠する耐衝撃性を備えています。
Bullitt Satellite Connectは2023年第1四半期にもサービスを開始する予定です。おそらく、同じタイミングでMotorola Defy(2021)の後継モデルも発売されるでしょう。
Source: Bullitt, Motorola, Via: xda-developers
後は日本でサービス使えるかだけど次のタフネスは買い替えはこれか…
製造元がMediaTek共同で衛星サービス立ち上げたなら今後スナドラは使わんかな