auとSoftbankはサブブランドへの移行手数料0円へ

12月9日にau／SoftBankが、2021年以降メインからそれぞれのサブブランド（UQモバイル／ワイモバイル）への乗り換え手数料や契約解除料を無料にすることを明らかにしました。

au／SoftBankは、サブブランドからメインブランドへの移行手続きの際は、手数料や契約解除料が無料になる特典を既に提供しています。

Docomoがサブブランドではなくメインブランド内料金プランとしてahamo提供を決めたことに対して、au／SoftBankもUQモバイル／ワイモバイルを(実質的に)「メインブランドの料金プラン化」させるつもりなのかもしれません。

NTTドコモが新プラン「ahamo」発表【20GB・税込3278円で来春サービス開始】

Docomoが新プランahamoを発表しました。サブブランドでなくDocomo本体での新プランとなりました。ahamoの概要は以下の...

auは2021年2月以降提供開始予定

auでは、2021年2月以降に以下の通りUQモバイル移行にかかる手数料が無料になります。

・auでの契約解除料（最大10,450円/税込　→　無料）
・番号移行手数料（3,300円/税込　→　無料）
・新規事務手数料（3,300円/税込　→　無料）
・UQモバイルでのSIMパッケージ料金（3,300円/税込　→　無料）

2021年2月以降の無料化開始後、当面の間は手数料等を一度請求し、翌月以降にUQモバイルの利用料金から値引く形をとるようです。手数料の変更に加え、メインブランド・サブブランド間の移動手続きについても簡略化されるようです。

SoftBankでは2021年春頃に提供開始予定

SoftBankでは、2021年春頃に無料化開始を予定していますが、具体的な時期については未発表です。SoftBankではプランによって契約解除料の有無が違いましたが、今回の変更で全てのプランにおいて、ワイモバイルへの移行にかかる手数料が「原則」無料になります。

（2021年春以降/）
・契約解除料　（最大10,450円/税込　→　無料）
・MNP転出手数料　（3,300円/税込　→　無料）
・ワイモバイルでの契約手数料　WEBでは無料　※　但し店頭では3,300円のまま

ワイモバイルからSoftBankへの乗り換えについては、ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典により手数料等（最大17,050円/税込）が無料です。但し、特典適用のためには、ワイモバイルでの利用が365日以上経過しているか、おうち割 光セット（A）割引特典適用中である必要があります。

auもSoftbankもahamoのようなメインブランド「新プラン」は出したくない？

今回の動きを見る限り、auもSoftbankもahamoのような新プランは出したくないように見受けられます。「ahamo vs UQモバイル vs ワイモバイル 」という構図にしたいようですが、果たしてどうなるでしょうか。

UQモバイルとワイモバイルを比較【auとSoftbankのサブブランド】

大手キャリアのサブブランドとして人気を集めているUQモバイルとワイモバイル。似ていると比べられることが多い2キャリアですが、違いはあ...

Source:　au,SoftBank