「Quick」は、定番の動画アプリです。高品質な動画を撮影・編集するのであれば、高額な機材や専用ソフトが必要となりますが、Quickをインストールしておけば、写真または動画を5つ以上用意するだけで、自動的に本格的な動画を制作できます。
Quickの開発元であるGoProは、アクションカメラ市場を開拓したアメリカのスタートアップ企業。5~6万円代の価格帯ながら、TV局も採用するほどの高品質なカメラや関連製品を販売しています。Quickには、そんな同社のノウハウが詰まっていると言っても過言ではありません。
今回は、Quickの機能や使い方をご紹介します。また、実際にアプリを使ってtelektlistの宣伝動画を作ってみたので、ぜひ参考にしてみてください。
動画テンプレートを選ぶだけでお洒落な動画に!
普通、動画はエフェクトやフィルタ、トランジション(シーン切替え)、テキストなどを組み合わせて作っていきます。しかし、初心者がいきなりこうした機能を使いこなすのは、正直なところ大変難しいです。
Quickなら、テンプレートを選択するだけで自動的に作成してくれるので、専門知識も技術も不要です。個性的でお洒落なテンプレートは26種類用意されているので、作りたい動画に合わせて最適なテンプレートを選択しましょう。
Quickで動画を作る方法
iPhone版とAndroid版はインターフェースや操作方法が異なりますが、基本の流れは同じです。
①アプリを起動したら、iPhoneは画面下部の【+】、Androidは画面右下の【+】をタップします。なお、Androidは初回のみ【動画を新規作成】をタップしましょう。
②写真や動画を5つ以上選択していきます。表示順になるように選択すると編集が便利です。選択したら、iPhoneは画面右上の【追加】、Androidは画面右下の【✓】をタップします。
③動画テンプレートをタップして選択します。選択したテンプレートは、プレビューで表示されます。iPhoneはプレビュー画面をタップして中央の鉛筆の形をしたボタンをタップ、Androidはプレビュー画面をタップすると編集画面に切り替わります。
④左右にスワイプして編集したいシーンのサムネイルを選択し、編集メニューを選択して編集を行います。初心者はほとんど編集しなくてもテンプレートを選択した時点で動画がほぼ完成されていますが、慣れてきたらテキストやタイトルを追加しておくと効果的です。編集が完了したら、iPhoneは【OK】、Androidはサムネイルをタップして編集を終了します。
手順3の画面に戻るので、iPhoneは右下の【保存】、Androidは右下の【↓】ボタンをタップします。
⑤SNSにシェアしたり、端末に保存したりなどできます。シェアや保存をしない場合は、iPhoneは【スキップ】、Androidは【シェアせずに保存】をタップします。完成した動画は、後で編集することも可能です。
Quickで動画を作成してみた
iPhoneの標準機能(スクリーンショット&画面収録)を活用して、telektlistの宣伝動画を作成してみました。追加したのはテキストタイトルくらいですが、結構本格的な作品に仕上がったと思います。
初心者も本格的な動画を制作できるQuick
写真と動画を選び、テンプレートを適用して編集を加えるだけで、本格的な動画を作成できるQuick。TwitterやInstagramなど主要なSNSとも連携しているため、投稿もスムーズにできるのも嬉しいです。リリースから数年経過していますが、現在も定番の動画編集アプリとして人気を博しています。ぜひ、その性能を試してみてくださいね。
開発元:GoPro, Inc.
価格:無料
スマートフォンについての記事の一つも書けないなら別サイトに行けばええやん