iPhone 12シリーズ効果で、Appeが2020年第4四半期(10〜12月)のスマホ出荷台数トップシェアを奪取しました。なお、前年(2019年)同期もiPhone 11シリーズ効果でシェアトップを確保していますが、その時と比べてサムスンとの差を広げています。iPhone 12シリーズの販売が好調であることは間違いないようです。
Q4 2020 出荷数 | Q4 2020 | 前年同期 | |
(百万台) | 市場シェア | 市場シェア | |
Apple | 90.1 | 23.40% | 19.90% |
サムスン | 73.9 | 19.10% | 18.80% |
Xiaomi | 43.3 | 11.20% | 8.90% |
OPPO | 33.8 | 8.80% | 8.30% |
HUAWEI | 32.3 | 8.40% | 15.20% |
他社 | 112.4 | 29.10% | 28.90% |
385.9 | 100% | 100% |
Appleは2021年通期のトップシェアを伺う?
2020年通期(1〜12月)でみるとサムスンが引き続きトップですが、大手メーカーの中ではAppleとXiaomiがシェアを伸ばしています。
Company | 2020 出荷数 | 2020 | 2019 |
(百万台) | 市場シェア | 市場シェア | |
サムスン | 266.7 | 20.60% | 21.60% |
Apple | 206.1 | 15.90% | 13.90% |
HUAWEI | 189 | 14.60% | 17.50% |
Xiaomi | 147.8 | 11.40% | 9.20% |
vivo | 111.7 | 8.60% | 8.00% |
他社 | 371 | 28.70% | 29.80% |
1292.2 | 100% | 100% |
サムスンはS21シリーズを2万円前後値下げするなどiPhone 12シリーズへの対抗策を打っていますが、どこまで効果があるか見ものですね。
Appleは、2021年前半にiPhone SE(2020)の大画面版を出すとの噂があり、また、(秋)冬にはiPhone 12シリーズの次世代モデル(iPhone 13またはiPhone 12s)の発売が確実視されています。Appleの2020年第4四半期(10〜12月)のシェアは23.4%でしたが、もし1年を通じて20%超えのシェアを獲得できればサムスン超えが視野に入ってきます。2021年通期ベースでAppleがシェアトップに立つ可能性は十分ありそうです。
Source: IDC
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