Appleが10月18日の発表イベントでMac用(及びiPad Pro用?)の自社開発SoC、Apple Silicon M1 ProとM1 Maxを発表しました。昨年発表したM1の後継となります。
M1に比べてCPU・GPU性能ともに大幅にアップグレードされています。
CPU効率は70%向上しているとのことです。
GPUの効率も40%向上しているようです。
Appleはプレスリリース上で以下のように述べています
MacがAppleシリコンへの2年間にわたる移行期間に入って1年が経過した今、M1 ProとM1 Maxは、さらに大きな前進です。これらは、Appleがこれまでに作った中で最もパワフルで有能なチップであり、M1とともにパフォーマンス、カスタムテクノロジー、電力効率において業界をリードするチップのファミリーを形成します。
つまり、M1 ProとM1 Maxもまだ「移行期間」のチップと位置付けられています。「移行期間」が終わった来年秋にはApple Silicon M2が登場するのでしょうね。M2はより革新的な製品となることが見込まれます。
新発売MacBook ProにIntel CPU搭載版は無し
AppleはApple Silicon M1 Pro / Max発表と同時に新型MacBook Pro(ミニLED搭載)を発表し、日本でも予約受付が開始されています。昨年秋モデルと異なり、Intel CPU搭載版は今回発表されず、M1 Pro / Max搭載版のみとなりました。
このままApple Siliconが進化を続けると、ハイエンドPC市場でもAppleが支配的地位を築いてしまうかもしれません。Intel含む競合他社も負けずに頑張ってほしいですね。
Source:Apple
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