Appleの最新の3nmプロセスチップA17 Proを搭載したiPhone 15 Pro / Pro Maxが発熱しやすいという問題について、Appleが問題の存在を公式に認めました。一定条件下においてアプリのバックグラウンド処理が原因でiPhone 15 Pro / Pro Maxが高温になるとのことです。Appleは現在、外部Apple開発業者と協力して、この発熱問題の解決に取り組んでいるとのことです。今後、ソフトウェア・アップデートを通じてこの問題の解決をはかる予定です。
ソフトウェア・アップデートで解決するかに注目
Appleによる公式発表前は、A17 Proを製造するTSMCの3nmプロセスが歩留率が55%ほどと苦戦していたことから、「電力効率の低い『ダイ』も受け入れるようにAppleが基準を引き下げた」ことが今回の発熱問題に影響しているとの推測もなされていました。
Appleの今回の公式見解によると、ハードウェア(チップ)では無くソフトウェアの問題とのことです。Appleの公式見解が正しければ、この問題は遠くない将来に解決しそうです。
iPhone 15 Pro / Pro Maxは人気モデルで、年内に数千万台規模で出荷される見込みです。販売台数が多いだけに、ユーザからの指摘や問題提起も今後少なからず出てくるでしょう。史上初の3nmプロセスチップを搭載したiPhone 15 Pro / Pro Maxは、ユーザから安定した高評価を受けることができるでしょうか。
Source:forbes.com
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