GoogleがAndroidへ追加される6つの新機能を公式ブログで公開しました。
- 地震検知システムの対象地域の拡大
- メッセージアプリのスター機能
- 絵文字キッチンで文脈に合った絵文字を提案
- Googleアシスタント対応アプリの追加
- Voice Accessの改善
- Android Autoの操作性の改善
これらの機能は2021年夏にも提供される予定です(一部の機能はすでに実装済み。)
目次
地震検知システムの対象地域の拡大
昨年、GoogleはAndroidスマホで地震を検知するシステムを公開していました。このシステムが新たにニュージーランド、ギリシャ、トルコ、フィリピン、カザフスタン、キルギス共和国、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンへ向けて提供開始されています。
今後も「地震のリスクが高い国へ優先して提供する」としており、地震が多い日本でも将来的に提供される可能性は高いでしょう。
メッセージアプリのスター機能
メッセージアプリにスター機能が追加されます。あらかじめスターを付けておけば、大事なメッセージや後で読み返したいメッセージをスムーズに見つけることが可能です。
スター付きメッセージ機能は今後数週間のうちに展開するとしています。
絵文字キッチンで文脈に合った絵文字を提案
3つ目の新機能はGboardアプリで利用できる絵文字カスタマイズ機能、絵文字キッチンに関する機能です。絵文字キッチンに、入力中のメッセージに合った絵文字を提案してくれる機能が追加されます。
提案機能はGboardのベータ版で利用可能です。また、今年の夏にはAndroid 6.0以降のすべてのデバイスで利用できるようになります。ただし、対応言語は英語、スペイン語、ポルトガル語の3です。
日本語に対応するのはもう少し先になりそうですね。
Googleアシスタント対応アプリの追加
Googleの音声アシスタント、Googleアシスタントで操作できるアプリが追加されます。具体的にどのようなアプリが追加されるかは言及されていませんが、公式の動画ではGoogleアシスタントを使って買い物をする、株価を調べるといった事例が紹介されています。
Voice Accessの改善
Voice Accessは声だけでさまざまな操作ができる機能です。Voice Accessのベータ版では視線検出機能が追加され、画面を見ている間だけVoce Accessが有効になります。
さらにパスワード機能が強化され、パスワード欄を認識すると文字・数字・記号を入力できるようになりました。例えばドルマークと言うことで$の入力が可能です。
Android Autoの操作性の改善
カーナビアプリ、Android Autoの操作性が改善されました。例えばスマホからランチャー画面を直接カスタマイズしたり、ダークモードを手動で設定したりすることが可能です。
また、EV充電、駐車、ナビゲーションのアプリが追加されたほか、ランチャー画面から好きなメッセージアプリにアクセスできるようにもなりました。
Android Autoの新機能はAndroid 6.0以上を搭載したデバイスで、対応する自動車に接続した場合に利用できます。
ワクワクするような新機能がないのは残念だな