Android 12 Beta 2が配信開始。より詳細なプライバシー設定などが利用可能に

Googleは6月9日、Android 12 ベータ 2の配信を開始しました。Google Pixel 3以降の全Pixelスマートフォンのほか、サードパーティー製の一部端末でも利用可能で、日本国内で販売されているものとしては、シャープのAQUOS sense 5G(SIMフリーモデル)などが対象となっています。(対象端末一覧 - Google)

プライバシーダッシュボード

「設定」→「プライバシー」の項目から起動することができる「プライバシーダッシュボード」の項目が新たに追加されました。

過去、どのアプリが、いつ、どれくらいの間、どんな情報へのアクセスを要求してきたのかが一覧で時間順に表示できるようになっており、マイク、カメラ、位置情報、ファイルへのアクセスなど様々な要素別に確認が可能です。昨今の個人情報管理強化の流れに呼応したものでしょう。

プライバシー関連では、アプリがマイク及びカメラを使用している際に画面上部のステータスバーにその情報が表示されるという機能も追加されています。その表示を利用して、必要に応じて権限設定を変更することもできるということです。

Wi-Fi設定などが設定アプリを開かずともポップアップ画面から利用可能に(地味に便利)

クイック設定パネルでは、Wi-Fi設定などがより扱いやすく進化しています。Wi-Fiメニューをタップすると、従来のように設定アプリへと画面が切り替わることなく、新たにポップアップメニューが表示されるようになり、ネットワークの切り替えなどがクイック設定パネル内で完結するようになりました。

「動画の読み込みが遅いから接続設定を変更したのに、一度アプリを切り替えたせいで動画のキャッシュが消えてしまってもう一度ロードし直すはめに・・・」ということもこれで少なくなるのかもしれません。

Material Youの自動テーマカラー設定機能も

Googleのデザイン言語「Material Design」を踏襲した新たなデザインシステム「Material You」も、ついにAndroid 12 Beta 2で本格始動することとなりました。Material Youの特徴は、設定した壁紙などから自動でテーマカラーを設定することで、ウィジェットのカラー、設定画面のカラーはもちろん、様々なアプリでテーマカラーをベースとして色彩設計を再構築することが実現されています。

今回、Beta 1での新デザインの採用に続いて、Material Youによる自動テーマカラー設定が配信されました。Googleが今回のリリースで公開したAndroid 12 Beta 2のスクリーンショットでも、Androidのロゴマークの色でもある緑をベースとしたUIが全体に表示されていることがわかります。これも、Material Youにより自動で設定されたものなのでしょう。

5月18日に開催されたGoogle I/O ‘21のkeynoteにて、Android 12の新機能が発表されました。Android...

Source:Google

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sekken
Xiaomiがすきです OPPO、OP、Realme、vivo、Samsung辺りは詳しくないです。 他はそれなりに追ってます Twitterフォローしてね:@sekkenthewriter

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 コメント

※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します

  1. 匿名 2021.06.12 17:16 ID:24c1d665b 返信

    WiFiのやつ8であったのに何故消したし

  2. 匿名 2021.06.16 13:57 ID:4e6c3bbe8 返信

    取り敢えず書き換えくるな