XiaomiグループのHuamiは新型スマートウォッチ、Amazfit GTS 2とAmazfit GTR 2をグローバル向けに発表しました。どちらも中国国内ではすでに発売済みです。今回の発表で日本やアメリカ、イギリスなどの国でも発売されることが判明しました。
グローバル版はAlexa搭載&ストレージが3GBに
グローバル版のAmazfit GTS 2とAmazfit GTR 2のスペックは中国版とほぼ同じですが、以下のような違いがあります。
- AIアシスタントがAmazon Alexaへ変更
- ストレージが4GBから3GBに
中国版はAIアシスタントとしてXiaomiのXiaoAIを搭載していました。グローバル版はXiaoAIの代わりにAmazon Alexaを搭載しています。
オフラインでも動作し、65種類以上のコマンドに対応しています。マイクとスピーカーを内蔵しているため、本体に直接話しかけてAlexaに指示を出すことが可能です。また、中国版は内蔵ストレージの容量が4GBでしたが、グローバル版は3GBに減っています。ストレージが減ったのは残念ですが、3GBでも約600曲の楽曲を保存することが可能です。この他のスペックは中国版と変わらないようです。
12種類の運動モードを搭載し、ランニングやウォーキングといったアクティビティの記録ができます。健康管理機能にも力を入れており、血中酸素飽和度、心拍数、睡眠、ストレスレベルなどのモニタリングも可能です。
デザイン面ではGTS 2がApple Watchのような長方形のディスプレイ、GTR 2が円形のディスプレイを搭載しているという違いがあります。また、バッテリー持ちはGTS 2が最大7日、GTR 2が最大14日間とGTR 2の方がより長持ちです。
アメリカではすでに発売済み、日本でも発売予定
アメリカとイギリスでは、すでにAmazfit GTR 2が発売されています。Amazfit GTS 2はアメリカでは発売済み、イギリスでも11月15日に発売予定です。価格はAmazfit GTS 2、Amazfit GTR 2のどちらも179ドル（約1.9万円）および159ユーロ(約1.9万円)となっています。
アメリカ・イギリス以外にスペイン、ドイツ、韓国、タイ、マレーシア、ロシア、イタリア、インドネシア、シンガポール、そして日本でも発売予定です。前モデルであるAmazfit GTS/GTRは日本でも発売されています。今回のグローバル版Amazfit GTS 2/GTR 2の発表は、国内のAmazfitユーザーにとってもうれしいニュースですね。
Source:Amazfit(GTR2),(GTS2), Gizmochina
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