XiaomiグループのHuamiが新型スマートウォッチ、Amazfit GTR 3 Pro/GTR 3/GTS 3を正式発表しました。昨年日本でも発売されたAmazfit GTR 2/GTS 2の後継モデルで、今年はProモデルを加えた3モデル構成です。すでに日本版も発売されています。
Amazfit GTR 3 Pro
Amazfit GT 3シリーズの最上位モデルがAmazfit GTR 3 Proです。先代モデルのGTR 2のような円形デザインで、ブラウンレザーとインフィニットブラックの2種類のカラーが用意されています。
ディスプレイサイズは1.45インチと、GTR 2(1.39インチ)より大きくなりました。解像度は480×480、最大輝度は1,000nitです。
独自開発のZepp OSを搭載しています。省エネ性能・アプリの拡張性がアップしたほか、Apple HealthやGoogle Fitなどのアプリとヘルスケアデータを共有することが可能です。
ヘルスケア関連では心拍数、ストレスレベル、睡眠、血中酸素濃度、呼吸効率、月経周期などのモニタリング・測定に対応しています。
ランニングやウォーキング、サイクリングなど150以上のスポーツモードを搭載。スポーツの自動認識に対応し、スポーツモードを起動し忘れても8種類のスポーツデータを自動で計測してくれます。5気圧防水で水泳もOKです。
本体にマイクとスピーカーが内蔵されています。スマホと接続することで電話の受発信ができるほか、Amazon Alexaまたはオフライン音声アシスタントに話しかけて操作可能です。2.3GBの音楽ストレージ内蔵で、GTR 3 Pro単体で音楽も聴けます。
バッテリー容量は450mAhです。連続稼働時間は通常使用で12日間、GPSの連続稼働時間は35時間となっています。
Amazfit GTR 3
Amazfit GTR 3はGTR 3 Proの廉価モデルです。GTR 3 Proと同じ円形デザインで、サンダーブラックとムーンライトグレーの2色が用意されています。見た目はGTR 3 Proとそっくりですが、ベゼルがわずかに厚いためディスプレイサイズも1.39インチと小さめです。
Zepp OS搭載やヘルスケアトラッキング、スポーツモードなど基本的な機能はGTR 3 Proとほぼ同じです。ただしスピーカーおよび音楽ストレージは搭載しておらず、Wi-Fi接続も対応していません。その代わりにバッテリー容量は同じながら、バッテリーの稼働時間が標準利用で21日間に伸びています。
Amazfit GTS 3
Amazfit GTS 3はシリーズで唯一、Apple Watchのような四角いデザインを採用しています。カラーリングはテラローザ、アイボリーホワイト、グラファイトブラックの3種類です。シリーズでもっとも大きい1.75インチのディスプレイを搭載しています。
機能面はGTR 3とほとんど変わりません。スピーカーおよび音楽ストレージ非搭載、Wi-Fi接続非対応な点も同じです。
バッテリー容量は250mAhと、GTR 3 Pro/GTR 3より少なくなっています。バッテリー稼働時間は標準的な利用で12日間、GPS連続稼働時間は20時間です。
国内版も発売、価格は28,800円~
Amazfit GT 3シリーズは2021年10月12日発売です。アメリカ、イギリス、イタリア、スペン、フランス、中国、日本などで購入できます。グローバルでの価格はGTR 3 Proが230ドル/200ユーロ(約2.6万円)、GTR 3とGTS 3は180ドル/150ユーロ(約2万円)です。
日本公式オンラインストアでも販売を開始しています。日本版の価格はAmazfit GTR 3 Proが39,800円、GTR 3が34,800円、GTS 3が28,800円です。Amazfit GTS 2同様、国内版はやや高めに設定されています。
おま値じゃん