Huawei初となるクラムシェル型折りたたみスマホ、Huawei P50 Pocketが正式発表。SoCに4G版Snapdragon 888を採用し、背面に円形の1.04インチディスプレイを搭載している点が特徴的なモデルとなっています。
目次
基本スペック
- Snapdragon 888 4G
- 1.04インチ(340×340 328ppi)OLEDディスプレイ(リア)・6.9インチFHD+(2,790×1,188p 442ppi 21:9)OLEDディスプレイ(イン 中央パンチホール)
- 60・120Hzリフレッシュレート・120・300Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB RAM + 256/512GB ROM
- 4,000mAhバッテリー、40W有線充電に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:40MPメイン(f/1.8)+13MP超広角(f/2.2)+32MPハイパースペクトル
- インカメラ:10.7MP超広角(f/2.2)
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- NFC
- HarmonyOS 2
- 87.3/170×75.5×15.2/7.2mm(折りたたみ/非折りたたみ時)、190g
背面に円形ディスプレイを搭載
SoCには4G版Snapdragon 888を採用し、6.9インチの内側ディスプレイに加え、カメラ下には円形の1.04インチディスプレイを搭載。
自撮りの際にビューファインダーとして使用することはもちろん、音楽の再生・停止などの操作、天気やカレンダーの確認、タイマーなど様々なアプリを使うことが可能となっています。
またハイパースペクトルカメラを用いての日焼け止めクリームが塗られている部分の検出機能や、リアカメラでの顔認証によるロック解除などに対応。
内側のディスプレイについては、先日発表されたOPPO Find Nなどのように水滴型に畳まれ、畳んだ際の端末の隙間はなく、サイズも上下で均等の15.2mmに。
その他の特徴としては、開く角度によって動画が動く壁紙が実装されています。
カメラ性能は控えめ
カメラに関しては、40MPメイン、13MP超広角、32MPハイパースペクトルの3眼構成と、Huaweiとしては控えめなスペックに。
毎度のことながら、iPhoneや他機種との比較もなされています。
約16.1万円から
カラーは曜石黑(ブラック)、晶钻白(ホワイト)に加え、磁気誘導が作り出す静脈のようなパターンにインスパイアされたデザインの艺术定制版を合わせた3種類。
どちらも既に販売開始となっており、その価格は以下の通りです。
通常版
- 8GB+256GB 8,988元(約16.1万円)
艺术定制版
- 12GB+512GB 10,988元(約19.7万円)
純正ケースも用意されており、艺术定制版用のものが699元(約1.3万円)、ポップなイラストが描かれたものが199元(約3,600円)、完全に開いた際にスタンド代わりにもなる取っ手付きのものが299元(約5,400円)、革製のものが199元(約3,600円)となっています。
Huawei Watch D
Huaweiによるスマートウォッチ最新モデル、Huawei Watch Dも同時発表。
SpO2や心電図などの計測はもちろん、血圧測定にも対応。中国の国家食品薬品監督管理局による二流医療機器認証を得ており、最大7日間のバッテリー持ち、IP68対応、70種類以上のワークアウトモードなどが特徴となっています。
現地時間12月25日午前0時(日本時間同日午前1時)販売開始となり、価格は2,988元(約5.4万円)です。
Huawei Watch GT 2022コレクターズエディション
同社スマートウォッチの上位モデルとなるHuawei Watch GTからは、来年の干支、寅をイメージしたデザインのコレクターズエディションが登場。
こちらは予約は既に受付開始となっており、現地時間来年1月6日午前0時(日本時間同日午前1時)より販売開始。価格は3,688元(約6.6万円)です。
また折りたたみスマホのHuawei Mate X2にも同様のカラーリングのモデルが用意されているようで、こちらは現地時間12月30日午前10時8分(日本時間同日午前11時8分)発売となっています。
Huaweiスマート眼鏡
スピーカー・マイク搭載、最大15dBの音漏れ防止設計、HarmonyOS搭載によるスマートデバイスとの連携機能、IPX4、タッチ操作対応などが特徴のスマート眼鏡も発表。
既に販売は開始しており、価格は度入り版が1,699元(約3万円)、サングラス版が1,899元(約3.4万円)となっています。
良いデザイン。
クラムシェル型の折り畳み無かったから嬉しい