これまでPixelの新モデルがリリースされると、新機能の一部が旧型のPixelにも提供されてきました。今回、Pixel 6/6 Proに搭載されている新機能についても、旧型Pixelへの実装が検討されていることが分かりました。
しかし、新機能の一部は独自プロセッサ「Tensor」に依存しており、Tensorを搭載していない旧機種へ提供するためには技術的な課題もあるようです。
Tensor依存の機能をどう移植するかがカギ
これまでGoogleは新しいPixelをリリースした際に、一部の機能を旧機種にも提供しています。例えばPixel 4で搭載された天体写真モードは、後にPixel 3/3aでも利用できるようになりました。
Pixel 6/6 Proに搭載された新機能についても、旧機種へ提供する予定のようです。Googleの担当者はAndroid Authorityに対し「他のPixelの機能と同様に、旧型のPixelにもできる限り多くの機能を提供したい」と語っています。
しかし、自動字幕起こしやモーションモードといった一部の新機能は独自プロセッサであるTensorによって実現しています。Tensorを搭載していない旧型のPixelでこれらの機能を実現するためには「追加の技術的投資が必要」になるようです。
このことから、Android Authorityは古いPixelに新機能が搭載されない可能性がある、と予想しています。なお、GoogleがPixel 6シリーズで特に推している機能としては、「写真のいらない背景の消しゴム機能」や「音声通訳機能」があります。
いずれにせよ、旧機種へ新機能が提供される時期は未定です。Googleの今後の発表に期待しましょう。
Source: Android Authority, Google
やっぱ6なんか買わんくても前のやつで良いや。