Realmeより、Android初となるマグネット式ワイヤレス充電、MagDartが正式発表。同時に対応製品を7種類発表しており、初対応スマホとなるRealme Flashはコンセプトモデルとなる模様です。
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世界最速・最薄のマグネット式ワイヤレス充電
Realmeは、MagDartをAndroid初、そして世界最速・最薄のマグネット式ワイヤレス充電としており、そのマグネットにはボロン&コバルト製マグネットを採用。その仕様としては、マグネット腐敗は2年後においても0.01%以下、薄さ0.3mm、磁力は5Nとなっています。
Realme Flash
MagDart初対応機種となるRealme Flashは、Snapdragon 888やエッジディスプレイ、4,500mAhバッテリーを搭載し、50WのMagDartに対応。ただこちらはコンセプトモデルということで、その詳細については言及されませんでした。
端末側の内部構造としては、内側より順に安全用ボード、0.2mmのコイル、そしてマグネットが配置されています。
50W MagDart Charger
今回発表されたMagDart対応充電器の2つのうち1つは、マグネット式ワイヤレス充電で世界最速とする50W対応の充電器。
肝心の充電速度としては、4,500mAhバッテリーを通常の有線50W SuperDartと同様の5分で20%、そしてSuperDartより少し遅い54分で満充電が可能。
内部構造は、その重さのためか1.5mmのマグネットを搭載。また排熱のために冷却ファンを搭載し、底部に吸気口、そして側面に排気口を設けています。
こちらは、より多くの電力を消費するゲーミング中の充電にピッタリであるとしています。
15W MagDart Charger
そして2つ目となるこちらは、睡眠中やオフィスなど静かな環境、より時間がある際にピッタリの、世界最薄のマグネット式ワイヤレス充電とする15W対応充電器。
マザーボードを端子部分に搭載することにより、3.9mmの薄さを実現。MagSafe充電器よりも26.4%薄いとしています。またそれにより発熱の抑制、急速充電の安定にも貢献しています。
充電速度に関しては、MagSafeと同様の15Wでありながら4,500mAhバッテリーを90分で満充電が可能(MagSafeは2,775mAhバッテリーを240分で満充電)となっています。
MagDart Power Bank
MagDart対応のモバイルバッテリー「MagDart Power Bank」も発表され、フレームには高品質アルミニウム合金、全体には高耐久ヴィーガンレザーを採用。その重さは139gであるとのこと。
また、同モバイルバッテリーがワイヤレス充電スタンドのスタンド部分になるアクセサリーも発表。家にいる時はワイヤレス充電スタンドとして、外出の際は取り外しモバイルバッテリーとして、といった使用が可能です。
MagDart Beauty Light
セルフィー用の補助ライトなどとなる「MagDart Beauty Light」は、リバースワイヤレス充電により機能し、60個のミニLEDライトを搭載し、該当部分はフリップが可能。コントロールボタンでは、フリップや明るさ、色温度を調節が可能となっています。
MagDart Wallet
名前の通りMagDart対応の財布「MagDart Wallet」は、アルミニウム製折りたたみスタンドを搭載し、高品質ヴィーガンレザーを素材に採用。カードに関しては3枚まで収納が可能となっています。
MagDart Case
「MagDart Case」は、Realme GT用のMagDart対応ケースとなり、同機種を実質的にMagDartに対応させることが可能。ケースの種類としては、カーボンバンパーケースとなり、ケース搭載のUSB Type-Cポートは、端末搭載のものと同様にデータ転送及び充電が可能となっています。
エコシステムとして今後更に規模拡大へ
Realmeは、同社のマグネット式ワイヤレス充電のエコシステムを「MagDart Fusion Plan」と称し、今後MagDartの用途及び可能性を拡張していくとのこと。今後は、アクセサリーだけでなく、AIoT製品などでもその採用に期待ができそうです。
125W急速充電対応製品は来年登場予定
昨年に発表した125W急速充電に関しては、来年、2022年に対応製品が登場予定であるとのこと。今後の続報に期待ですね。
Source:発表会生放送
realmeスゲーな。