ZTEはIF World Design Guide 2019にAxon Vのデザインを出展しました。
ノッチを“物理的に”画面右側に配置することでノッチのないフルスクリーンを実現する──きわめて画期的なデザインです。
ZTEはAxon Vのコンセプトについて次のように語っています。
AXON VはZTEによる、エンターテインメントを中心に据えたスマートフォンです。
「コンテンツファースト」というデザイン的見地から、Axon Vはその象徴的な非対称の見た目を実現するために、6.8インチの21:9フルディスプレイスクリーンと3Dカメラを独自の方法で統合しています。
その結果、(Axon Vは)21:9 OLEDの縦長スクリーンを採用することになりました。これによってひとつの画面上でのコンテンツ表示が快適になるだけでなく、ボディが長くなることによってスマホの持ち方がより楽になります。
それはつまり、ゲームや動画で独自の体験を提供できる大容量バッテリーを格納できる、より広い筐体内スペースがあることを意味します。
21:9 OLEDといえば思い起こされるのは、Xperia 1でしょう。結果的に否定されたものの、一時はOnePlus 7も21:9になるのではないかという噂が流れました。もしかすると21:9の縦長ディスプレイが今後の主流になっていくのかもしれません。
また、カメラを本体の外側に配置するメリットとして、ZTEはより大きなバッテリーを格納できることを挙げています。詳細は不明ながら、Axon Vにはゲームや動画を気兼ねなく使えるような大容量バッテリーが搭載されるものと思われます。
IF World Design Guide 2019の記載によれば、Axon Vの発売は2019年内で、対象地域はアフリカ、アジア、オーストラリアを含むオセアニア地域、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカとされています。
ZTEはAxon Vのほかにも、横スライド前背面カメラを内蔵したAxon Sを開発中といわれています。アメリカ市場を追われて以来、画期的な新機種を開発できずにいた同社ですが、今後の展開に期待が集まります。
Source:IF World Design Guide 2019
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