オンラインでで開催される電子機器の見本市、CES2021でLGが新しい巻き取り式ディスプレイ搭載のスマートフォン、LG Rollableを開発中であることを正式に発表しました。
ディスプレイが伸びるスマートフォンは昨年OPPOが発表したことで話題となりました。また、TCLも同様の機構を持ったスマートフォンを開発中であることを発表済みです。
今回、有機ELディスプレイに強みがあるLGもOPPO等に続き、同様のスマートフォンを開発していることが正式に判明した形となります。
折り畳みディスプレイに対する優位性と課題
巻き取り式ディスプレイ最大の強みは折り目がないこと。サムスンの折りたたみ式スマホであるGalaxy Zシリーズは折りたたむことでコンパクトスマホにもタブレットにもなるのが特徴ですが、どうしても折り目にしわができてしまうことが課題でした。巻き取り式ディスプレイはこの課題を解決することができます。
それに加えてさらなる薄型化やシームレスなディスプレイサイズ変更などにも期待できる一方で、タブレットモードの剛性・耐久性が課題となっています。
LG Rollableは2021年中にも発売か
CNETによりますと、LG Rollableは2021年中に実際に発売されるとのことです。また、過去のリークによるとSnapdragon 888搭載のハイエンド機となるようです。
以前にLGは巻き取り式ディスプレイを搭載したテレビ、「Signature OLED TV R」を発表しています。このテレビのお値段は約1,000万円と一般人がおいそれと手を出せる値段ではないですが、スマートフォンの方はお手軽な値段になることを祈るばかりです。
Source : YouTube
LGならやってくれると思ってた