vivoが中国とグローバルの両方に向けて出しているvivo Xシリーズですが、その最新ラインナップであるvivo X60シリーズが今月29日に中国で発表されることが確実となりました。中国国内ではすでにvivoがvivo X60シリーズのティーザー画像を公開しており、公式の情報となっています。
X50では三種だったが今回は二種のみか
ティーザー画像の一番のポイントは、Zeissのロゴが見られることでしょう。vivoは今回のシリーズで初めてドイツのZeissと提携を結んでいます。よってそれぞれのモデルにはZeiss共同開発のレンズが採用されるもようです。Zeissは以前にもNokiaのフラッグシップ機などにも部品の供給をしていました。
Zeissのロゴに加えて、Exynos 1080も確認できます。Exynos 1080はサムスンによる5nmプロセスの新型5Gチップセットですが、vivo X60シリーズ全ての機種に採用されているのかは不明です。以前のリークではX60シリーズ最上位機種にSnapdragon 888を搭載するという情報もありましたが、シリーズ全モデルExynos 1080搭載の可能性が高まっています。
また、画像には三つの異なるカラーのスマートフォンが並んでいます。しかし、カメラ周りのデザインから、そのうちの左と右のスマートフォンは同じモデルだと予想され、今回のシリーズは二種類のモデルしか展開されないと言われています。
vivo X50シリーズ同様、ラインナップの差別化は主にリアカメラ性能でされることになるでしょう。AMOLEDのエッジディスプレイが採用される点やジンバルカメラが搭載される点については前作から変わらないでしょう。一方でOSはこれまでのvivoスマートフォンに搭載されてきたFuntouch OSではなく、今年に発表されたOriginOSが標準搭載されると伝えられています。
ZeissやLaicaなど、世界的に有名なメーカーの技術を採用していることはカメラ性能を意識するユーザーにとって大きなポイントになることが期待できます。vivo X60シリーズの正式発表は12月29日に中国で行われることが決まっています。正式発表でラインナップの種類や、それぞれの違い、Zeissコラボのカメラ性能などの詳しい情報が明らかになるでしょう。
OriginOS楽しみ