OnePlusのミドルレンジモデル、Nord N10 5GとN100のOSアップデートがAndroid 11までの1回切りであることが判明しました。OnePlusは発売済みの機種に対しても積極的にOSアップデートを実施してきていましたが、Nord N10 5G/N100については早々にアップデートを打ち切るようです。
Nord N10 5G/N100のOSアップデートは1回のみ
海外のガジェットメディアAndroidCentralによると、OnePlusはNord N10 5GおよびN100のメジャーアップデートは1回のみと表明したとのことです。セキュリティ・アップデートも従来の3年から2年へ短縮されます。
Nord 10 5GとN100はAndroid 10ベースのOxygenOS 10を搭載して発売されました。つまり、今後はAndroid 11ベースのOxygenOSまでしかアップデートされないということになります。
発売後のOSアップデートはメーカーにとっては負担が大きいです。価格の安いミドルレンジスマホのアップデートが早々に打ち切られるのも仕方がないのかもしれません。
ただ2万円台のNord N100はともかく、4万円台のNord N10 5Gはスペック的にも2～3年は現役で使えます。長く使えるスペックを持っているにもかかわらず、OSアップデートが1回しか行われないのは少しもったいないです。
OnePlusはこれまでOSアップデートに積極的だった
OnePlusは他のAndroidスマホのメーカーと違い、OSアップデートに積極的でした。過去に発売された機種は複数回のOSアップデートが実施され、長期間に渡って利用できました。例えば2017年にAndroid 7.1.1を搭載して発売されたOnePlus 5Tは、最終的にはAndroid 10までアップデートされています。実に3度もメジャーアップデートを受けた形です。
iPhoneの場合、よほど古い機種でなければ毎年OSアップデートが実施されます。一方、AndroidスマホでどれだけOSアップデートが実施されるかは各メーカーに判断が委ねられています。発売後に全くOSアップデートしないメーカーもあります。
そうした中でも、OnePlusは積極的にOSアップデートを実施してきました。それだけに今回のNord N10 5G/N100への対応は少し残念ですね。
Source: AndroidCentral, OnePlus
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