KDDIは、楽天モバイルへのローミング提供を2020年10月以降に東京都、大阪府、奈良県の一部では順次終了することを公表しました。その中で、東京都については2021年3月末に原則終了するようです。
auローミングがいつ終了するかは楽天モバイルのユーザーにとっては重要な問題であり、本来KDDIではなく楽天モバイルが主体的に公表すべき内容と思われます。しかし、10月30日朝時点では、楽天モバイルHPからはKDDIほど具体的なエリア・スケジュール提示はされていません。
ローミング提供の期限は2026年3月末まで
元々のローミング提供期間は2026年3月末までとなっています。しかし、都道府県毎に楽天モバイルの自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定されるようです。
楽天モバイルでは、8月11日楽天の第2四半期 決算説明会で、当初の計画を5年前倒しし、来年夏には人口カバー率96%達成見込みであることを発表しています。
そのため、当初のローミング提供期間である2026年3月末より結構早い段階でローミング提供が終了するかもしれません。
ローミング終了はKDDI(au)主導で進んでいる?
邪推かもしれませんが、モバイル通信事業でライバルである楽天モバイルの「力を削ぐ」ために、KDDIは早めにローミング終了を進めたいのかもしれません。2021年4月以降は楽天モバイルの1年間無料期間が終了するユーザも出てきそうです。楽天モバイルは東京都内で十分な通信品質を確保することができるでしょうか。
現状で困るのは、地下鉄かな。
通勤時に使えないのはなー。地下鉄は、各キャリア共に整備が遅れたから、楽天も遅れそうやね。