Galaxy Fシリーズのデビュー機種としてGalaxy F41が新たにインドで正式発表されました。現時点で同シリーズはカメラ性能に軸を置くというコンセプトだと伝えられています。
64MPカメラ・Exynos 9611などのスペックを備えたミドルレンジ機種
Galaxy F41は6.4インチ(1080x2340)のSuper AMOLEDディスプレイを搭載し、その上部にはウォータードロップ型の小型ノッチが配置されています。二種類のバリエーションが存在しており、内蔵メモリはどちらも6GB、内蔵ストレージはそれぞれ64GBと128GBと異なっています。
ミッドレンジスマートフォンであるGalaxy F41にはサムスン自社製のExynos 9611オクタコアチップセットが採用され、OSはAndroid 10ベースの最新のOne UI 2.1が標準で搭載されています。
カメラは背面にトリプルカメラを備えていますが、Galaxy Fシリーズがカメラ性能を目玉にしていることから、64MPのメイン、8MPの超広角レンズ、5MPの深度センサーという構成に仕上がっています。フロントカメラにも32MPのセンサーが採用されており、これらはGalaxy F41の魅力の一つとなるでしょう。
バッテリー容量は6,000mAhと大容量で、さらには15Wの高速充電にも対応していることが特徴です。本体背面には指紋センサーも備え、充電端子はUSB Type-Cが採用されています。
今年2月に発売されたGalaxy M31とはスペック・外観ともに似ています。但し、M31はクアッドカメラ構成(64MP+8MP+5MP+5MP)でした。
価格・発売日・カラーバリエーション
Galaxy F41はインド国内の通販サイトやサムスンの公式通販で10月16日より発売となります。価格は6GB/64GBモデルが16,999ルピー(約24,500円)6GB/128GBモデルが17,999ルピー(約26,000円)1000ルピーの差は日本円にしてもわずか1,500円程度の差額となっており、ユーザー目線では6GB/128GBモデルが非常にお得に感じられる価格設定となっています。初回販売では割引キャンペーンなどもあることから、この価格よりも安く入手が可能になります。
カラーバリエーションは三色が展開されます。グラデーションが良いアクセントとなっているフュージョンブルーにフュージョングリーン、そしてシンプルな色合いのフュージョンブラックの三色から選ぶことができます。
Galaxy Fシリーズはどのような立ち位置になっていくのか
シリーズのデビュー機種がGalaxyスマートフォンでミドルレンジにあたる40番台だったことで、今後のラインナップ展開も先が読めない状況となっています。Galaxy Aシリーズのようにエントリーからフラッグシップレベルまで幅広く展開するのか、Galaxy Mシリーズに倣いエントリーからミドルレンジレベルまでに限定させるのかはまだ予想ができません。
サムスンはGalaxyの各シリーズラインで非常にうまくターゲット層の分類・差別化ができていますが、Galaxy Fシリーズの今後の展開の仕方ではその印象にもやや変化が起きるでしょう。
Source: Samsung
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