今年の初めに発表されたGalaxy S20の廉価版となる、Galaxy S20 Fan Edition(以下Galaxy S20 FE)が正式発表。廉価版でありながら同じSoC搭載であったり、同様の120Hzリフレッシュレートに対応していたりとなかなかの仕上がりとなっています。
Snapdragon 865搭載・120Hzリフレッシュレート対応
- Exynos 990(4G版)Snapdragon 865(5G版)
- 6.5インチ1080p(20:9) Super AMOLEDディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレート
- 6/8GB RAM+ 128/256GB ROM
- 4500mAhバッテリー、25W急速充電(15W充電器が付属)、15Wワイヤレス充電、4.5Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:12MPメイン(f/1.8 1/1.76 OIS)+8MP望遠(f/2.0 73mm OIS 3倍光学、最大30倍ズーム)+12MP超広角(123° f/2.2) ジャイロEIS
- インカメラ:32MP(f/2.0)
- IP68
- ステレオスピーカー
- microSDカードスロット(SIMスロットと同じ)
- 159.8×74.5×8.4mm、190g
廉価版となるGalaxy S20 FEですが、SoCは4G版はExynos 990、5G版はSnapdragon 865を搭載し、ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzと既存のGalaxy S20シリーズと比べても変わらないものに。
逆に変わった点としては、以下の通りです。
Galaxy S20 → Galaxy S20 FE
- ディスプレイ:1440p 6.2インチエッジディスプレイ → 1080p 6.5インチフラットディスプレイ
- バッテリー:4000mAh → 4500mAh
- リアカメラ:8K撮影対応 望遠レンズ64MP → 8K撮影非対応(最高4K) 望遠レンズ8MP
- インカメラ:10MP → 32MP
- サイズ・重量:151.7×69.1×7.9mm、163g → 159.8×74.5×8.4mm、190g
ディスプレイやリアカメラなどで一部スペックダウンが見られるものの、バッテリーはGalaxy S20+と同様の4500mAhとなっていたり、インカメラは大幅に高解像度となっていたりと、Galaxy S20と比べてむしろスペックアップした点も。
しかし、ディスプレイやバッテリーが大きくなった分、重量も190gとなり、比較的重い部類となっています(Galaxy S20は163g、S20+は186g)。
カラー豊富で約7.4万円~
カラーはクラウドネイビー、クラウドラベンダー、クラウドミント、クラウドオレンジ、クラウドレッド、クラウドホワイトの6色と種類豊富に。10月2日よりアメリカ・イギリス・ドイツ等で販売開始となっており、気になる価格は以下の通り。
- Galaxy S20 FE 4G(128GB) €633(約7.8万円)
- Galaxy S20 FE 4G(256GB) €701(約8.6万円)
- Galaxy S20 FE 5G(128GB) €730(約9万円)/$699(約7.4万円)
日本国内での販売についてですが、記事執筆時点においては、公式サイトおよび公式Twitterアカウントでは触れられておらず不明です。
価格や一部スペックを抑えながらもSoCやリフレッシュレートはそのままのGalaxy S20 FE。既存のGalaxy S20シリーズと異なりフラットディスプレイであったり、カラーが豊富など、刺さる人には刺さる魅力的なモデルとなっているのではないでしょうか。
Source:GSMArena
はえ〜コスパええやん