みなさん、スマホケースで有名なSpigenがモバイルバッテリーを作っていることはご存知でしょうか?
実は、SpigenはPowerArcというサブブランドで充電関係の周辺機器を発売しています。今回はPowerArcさんからモバイルバッテリーを提供していただきましたので使い勝手をレビューしていきます。
いいところ
- アルミ素材の質感
- 充電速度が早い
- PCの充電も可能
- 付属しているケーブルが最強!
わるいところ
- 重心が少しずれてる
- スマホ用だとオーバースペック、PC用だと力不足
目次
PowerArc ArcPackの特徴
(PowerArc公式サイトより)
PowerArcのモバイルバッテリー、ArcPackのスペックは以下のとおりです。
- サムスン製15,000mAh(54Wh)のバッテリー
- USB PD規格の30W入力、30W出力に対応
- USB-C×2、USB-A×1、合計で最大60Wの出力が可能
- 本体重量350g、飛行機持ち込み可能
- 2年間の長期保証
最大の特徴は30W入出力に対応していることです。モバイルバッテリー本体への充電もモバイルバッテリーからの充電も高速充電に対応しています。
開封の儀
ではいよいよ開封していきます。パッケージはシンプルな見た目となっています。
主な同梱物はモバイルバッテリーとUSB-C to USB-Cケーブル(嬉しい)。この他にもメッシュ状のトラベルポーチや取扱説明書が付属します。
モバイルバッテリー本体はアルミニウムでできており、持つとひんやりとします。Spigenが作っただけあって質感はかなりいいです。
重量は350g。ずっしりとしていますが15,000mAhのモバイルバッテリーであることを考えれば妥当な重量です。
充電ポートは右側に集中しています。左からIN/OUT兼用のUSB-C、OUT専用のUSB-C、そしてUSB-Aポートとなっています。
USB-Cポートは最大30W、USB-Aポートは最大18Wの出力に、3ポートすべて利用で最大60Wの出力が可能です。
爆速で充電できるのがいい!
モバイルバッテリーの充電は30W入力に対応します。対応する充電器を利用すれば爆速でモバイルバッテリーに充電することが可能です。
2回0%から充電してみましたが平均で約2時間20分で満充電可能です。これは一般的なモバイルバッテリーの3倍の速度!15,000mAhにしては驚異的な速度です。
デバイスへの充電も高速です。残念ながら30W充電に対応したデバイスを持っていないので最大18W充電のiPhone 11を充電してみましたが、最大で30分で55%充電できました。理論上、30Wであればその倍近い速度が出るとのことなので充電速度はバッチリだと思います。
15,000mAhの大容量バッテリーで外出時も安心
何度か使用しましたが、ArcPackでiPhone 11は約3回充電できました。
iPhone 11のバッテリー容量は3,110mAhですので大体10,000mAhのバッテリーを充電することが可能になっています。
容量を考えるとタブレットの充電もそつなくこなせますので日帰り旅行であればこれ一台で安心して過ごせますね!
PCへの充電も可能
30W出力に対応しているということで、MacBook、MacBook Air程度の低消費電力のパソコンであればこのモバイルバッテリーで充電できます。
また、私の使っているPCは65W充電のものですが、一応充電することができました。MacBook Pro 13インチ程度であれば充電は可能ですが、充電速度が足りないので緊急用と考えておいたほうが良さそうです。
付属ケーブルが使いやすくて最高!
ArcPackにはUSB-C to USB-Cのケーブルが付属しています。このケーブルがかなり優秀なのです!
ペットボトルと同じPET素材でできているメッシュケーブルであり、断線しやすいところに適切な保護が施されています。
(PowerArc公式サイトより)
ダンベルを吊り下げても問題ないほど耐久性が高く、断線を心配する必要はなさそうです。ちなみに2年保証がついています。
転送速度はUSB2.0規格の480Mbpsですが、なんと100Wの充電に対応。MacBook Pro 15インチなどの高出力のACアダプターでも利用できるケーブルとなっています。
使っていてよかったのはケーブルのクセがつかないこと!
安いケーブルは束ねて保管するとすぐにクセがついてしまうのですが、このケーブルはちょっと伸ばせばすぐにクセがなくなります。利用していて絡まることもなく本当に使いやすいです。
ケーブルを束ねるマジックテープもついており、コンパクトにまとめやすく、すぐに展開もできるのがストレスフリーで最高です!もはやケーブルのためにモバイルバッテリーを買ってもいいぐらいです。
ちなみにPowerArcからこのケーブル単品や、同じ素材でできたUSB-C to Lightning、USB-A to USB-Cケーブルも登場しています。(左がUSB-C to Lightning、右がUSB-A to USB-C)
特にUSB-A to USB-Cは2本ついてくる上に、USB 3.0規格の5Gbpsに対応していますのでおすすめです。
ケーブルの末端はこんな感じです。どれも端子の保護が十分になされており、堅牢性が期待できます。
重心がずれている?
かなり使い勝手のいいPowerArcのArcPackですが、左側にバッテリーが、右側に制御基板が配置されている関係で重心が左側によっています。
実用上問題はないのですが、使っていてちょっと気になります。
立ち位置が中途半端か?
このようにArcPackは30W入出力に対応した15,000mAhのモバイルバッテリーであり、スマートフォンもPCも充電できるオールマイティーなモバイルバッテリーとなっていますが、悪く言えば中途半端な立ち位置にいるということでもあります。
というのもスマートフォンだけを充電すると考えると15,000mAhはオーバースペックである一方で、30W出力はPCを充電するには力不足です。5,000mAh前後で18W出力の安くて軽いスマホ向けバッテリーや、20,000mAh前後で60W出力のハイパワーなPC向けモバイルバッテリーなど、振り切ったモデルがあってもいいと感じました。
ただ、基本的はスマホ用で緊急用にPCも充電したいという用途であればコンパクトで最適なモバイルバッテリーなのではないかと思います。
まとめ:これ一台で安心できるモバイルバッテリー
PowerArc ArcPackはスマホもPCも充電できる、15,000mAhという大容量モバイルバッテリーとなっています。これ一台さえあれば1日のバッテリーは十分持つだろうと思います。
さらに、入力出力ともに30Wの急速充電に対応していて使いやすい上になによりケーブルの使い勝手が最高なのがポイント。充電時のストレスが極限まで減っており、使っていて気持ちのいいモバイルバッテリーです。
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時期によってはセールで安くなっていることもあります。気になった方はぜひしたのリンクからチェックしてみてくださいね!
- PowerArc製品のAmazonリンク: https://bit.ly/jpPAPB12
- PowerArc公式Facebook: www.facebook.com/PowerArcJP/
- PowerArc公式Instagram: www.instagram.com/powerarc.jp/
- PowerArc公式Twitter: https://twitter.com/PowerarcJ
動画版もあります
YouTube上にPowerArc ArcPackのレビュー動画をアップしています。実際にケーブルを解くシーンなどがありますのでぜひ併せてごらんください!
ナカヤマユウショウのコメント
まずSpigenがモバイルバッテリーを出していたことにビックリ!今後は充電器とかも出すらしいので要チェックですね。
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今度は提供か