Adobeは、6月9日に新たなカメラアプリのAdobe Photoshop CameraをiOSとAndroid向けにリリースすることを決定しました。
AIを用いてスマホでもPhotoshop並みの加工が可能に
Adobe Photoshop Cameraは、2019年11月開催のAdobe MAX 2019でAdobeが発表したカメラアプリです。
最大の特徴はAdobeのAIであるAdobe Senseiが搭載されていること。スマホカメラを向けると自動的にどのレンズとエフェクトが最適かを判断してくれます。ちなみにSenseiは日本語の先生をもじった名前。思わずニヤリとしてしまいますね。
Adobe Photoshop Cameraには世界中のアーティストやインフルエンサーが監修した大量のレンズとエフェクトが用意されており、撮影中でも撮影後でも適応可能となります。
また、自撮り写真だけでなく、食べ物や風景写真なども華やかに撮ることができます。ポートレートの明るさ調整やゆがみの除去などを、自動ですばやく修正できるため、実際よりもはるかに時間をかけて作成したような写真を投稿することができます。
上の写真が、エフェクトによって下のような幻想的な写真へと進化します。
Adobe Senseiが撮影後であっても被写体と背景とを認識し、Photoshop譲りの切り抜き機能で違和感なく仕上げることが可能です。
実際にどのようなエフェクトが用意されているかは公式YouTubeをご覧ください。なかなかにクールな動画になっていますよ!
アーティストを募集中
また、Adobeは公式サイト上でAdobe Photoshop Camera用の新しいレンズを作成するアーティストを募集しています。我こそはという方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。ちなみに英語のスキルも求められます。
Adobe Photoshop CameraはAppStore(iOS)、Google Play Store(Android)よりリリースされます。価格は当面の間は無料。各アプリストアにて現在予約受付中です。
実際に使ってみた
YouTube上で実際に使ってみた、使い方を解説した動画をアップしています。よろしければこちらも一緒にご覧ください!
Source : Adobe
コメント
※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します