Rakuten Mobileから登場した新料金プランのRakuten UN-LIMIT。Rakutenエリア内はほぼ無制限で通信が可能で1年間の利用料金が無料という魅力的なプランですが、日本で絶大なシェアを誇るiPhoneは正式にサポートされていません。
実は、iPhoneでRakuten UN-LIMITは利用することはできるのですが、その際に気になるのがRakuten回線を利用しているかどうか。Rakuten UN-LIMITではRakutenの回線を利用する限りはほぼ無制限で利用できますが、エリア外ではauのローミングに繋がり、5GB/月しか利用できません。(超えたら1Mbpsの制限がかかる)
Rakuten対応端末や、その他Android端末であればMy楽天モバイルアプリやサードパーティーアプリで確認可能ですが、iOSのそれらのアプリはありません。しかし、iPhoneでも楽天回線につながっているかどうかを確認することは可能です。今回はその方法を紹介します。
YouTubeでも紹介しています
YouTube動画でもRakutenかauかを判定する方法を紹介しています。
3分と短い動画となっていますので、聞き流すだけで記事の内容を理解したいという方はこちらからどうぞ!
フィールドテストモードを利用する
iPhoneでどの回線につながっているかを確認するには「フィールドテストモード」を利用します。
(タップで拡大可能)
電話アプリで「*3001#12345#*」と入力し、電話をかけます。そうするとフィールドテストモードへ移行します。
(タップで拡大可能)
今回はつながっている電波の情報を見たいので、「LTE」→「Serving Cell Info」と進みます。これで、現在つながっているLTEの情報を確認することが出来ます。
(タップで拡大可能)
すると、様々な情報が出てきますが、ここで大事なのが「freq_band_ind」という数字。ここが現在つながっているLTEの周波数帯(Band)を示しています。
周波数帯(Band)を見ればRakutenかauかがわかる
現状、Rakutenの基地局はBand 3しかありません。一方で、Rakuten Mobileが借りているauの周波数帯は800Mhz帯(Band 18, Band 19, Band 26)のみとなっています。
そのため、「freq_band_ind」が3であればRakutenの回線、「freq_band_ind」が18,19,26など3以外の数字であればauの回線につながっているとわかるのです。
auローミングエリアの残りの利用可能容量はWeb上のページで確認可能です。
iOSはMy楽天モバイルやRakuten Linkといったアプリがなく、Rakuten UN-LIMITは利用しづらいです。こういった小ネタを利用して快適なRakuten UN-LIMIT×iPhone生活をお過ごしください!
あれ、今AUの容量超え速度制限3Mbpsじゃなかった?