先日サービスが始まったばかりのRakuten UN-LIMIT。
物理SIMだけでなくeSIMが提供されていることが話題となりましたが、Rakuten UN-LIMITのeSIMプランには思わぬ落とし穴があります。それたタイトルにあるように機種変更に手数料がかかること。今回はRakuten UN-LIMITのeSIMプランにある不都合な真実を解明していきます。
eSIMとは?
eSIM(イーシム)とは、通常の物理的なSIMのようにスマホに挿入する必要がなく、ウェブサイトから契約する事で、すぐにその場で使えるようになるデジタル的なSIMのことです。
契約後にプロファイルをダウンロードするだけで通信が可能になるため、契約へハードルが低いのが特徴です。また、iPhoneやPixelといった人気端末は物理SIM+eSIMのデュアルSIMとなっており、一つの端末で2つの回線を利用できるようになるのもeSIMのメリットです。
日本では、MVNOであるIIJMioが今年3月よりeSIM提供をはじめましたが、キャリア(MNO)としては楽天モバイルが初めてです。
一見便利そうなeSIMですが、契約情報がSIMカードというハードウェアではなくプロファイルにあるというeSIM固有の特徴があります。これが手数料がかかることにつながってきます。
Rakuten UN-LIMIT eSIMプランは機種変更の手数料が高い
物理SIMで機種変更をする際はSIMカードを入れ替えるだけで完了します。一方で、eSIMの機種変更はキャリアにeSIMの再設定を申請する必要があります。
さて、Rakuten UN-LIMITのeSIMの再設定申請ですが、なんと3,300円の有料となります。
Rakuten UN-LIMIT、eSIMの機種変更に3300円かかるの渋いなぁ。。。
iPhoneに入れてみたいのに。。。 pic.twitter.com/Xna03YHa4M— Yusho Nakayama @ telektlist (@yushonakayama) April 22, 2020
ベータ版のサポータープログラムのときは無料だったのにUN-LIMITでは有料(それもかなり高い)となってしまいました。
MVNOであるIIJmioの機種変更時のeSIMプロファイル再発行の手数料は220円です。(ちなみにSIMカードの貸付費用は292円/枚だそうです。それよりも安い!)MNOであるRakutenであればIIJよりもプロファイル再発行手続きも簡単なはずです。にもかかわらず、IIJMioの15倍の手数料を取るのは納得できません。
楽天モバイルの戦略変更を期待
iPhone、Pixelのように、物理SIM+eSIMのデュアルSIM仕様の端末のシェアが高い日本では、サブ回専用のeSIMという使い方は流行る素地があると思います。しかし、本気でeSIMを流行らせたいのであればeSIMにかかる手数料は再度考え直す必要があるとおもいます。
楽天モバイルは3月初めの料金発表以降、auローミングエリアでの通信上限の引き上げなど、サービス内容「改善」をしてきているので、eSIMの手数料引き下げも検討してほしいです。
楽天って未成年の家族を契約するとき必ず住民票が必要になるんですよね。他の3大キャリアは子供の保険証と親の承諾書と親の運転免許なんですけどね。楽天は子供の保険証・承諾書・本人名義の電気ガス水道の領収書または住民票。子供が光熱費払っているわけもなく、結局350円払って住民票取りに行くしかないっていう。しかも、親の身分証明してないので子供のなりすましも可能w
なんか洗練されてないですよね。