Appleは日本時間3月18日夜、新型MacBook Airを発表しました。
2018年モデルとの違いは「シザーキーボード搭載」と「Core i3モデルの追加」が挙げられます。公式サイトの注文ページを確認すると、3月19日現在ではお届け予定日が3月28日~4月4日となっています。
Core i3モデルが追加
2018年モデルのMacbook Airでは、一番安いモデルでも「Core i5、ストレージ128GB」からとなっていました。今回発表された2020年モデルMacBook Airでは。最安モデルのスペック構成が「Core i3、ストレージ256GB」からとなっています。
また、プロセッサをCore i5やi7に変更することも可能です。ストレージも256GBのほかに512GB、1TB、2TBのオプションを用意。2018年モデルの場合、ストレージは最大でも1TBまででした。Airシリーズでもストレージ2TBがオプションに追加されたのはうれしいですね。
価格が下がり、お求めやすくなった
プロセッサーやストレージの違いもありますが、2020年MacBook Airの最安モデルは2018年モデルの最安MacBook Airより、約3万円も安くなっています。
2018年に発表されたMacbook Air(2018年モデル、core i5、ストレージ128GB)は税別134,800円(発表当時の価格)でしたが、今回発表されたMacBook Air(2020年モデル、core i3、ストレージ256GB)は税別104,800円です。
プロセッサーやストレージの違いもあるので一概に比較はできませんが、MacBook Airの最新モデルを、従来より安く入手できるようになったのはうれしいことですね。
シザーキーボードを搭載
2020年モデルのMacBook Airでは、16インチMacBook Proと同じ「シザー方式のMagic Keyboard」を搭載しています。今まで搭載されていたMagic Keyboardも悪くはなかったのですが、キーボードの故障が多発するという噂も多く、良くない評判もありました。
筆者はMacBook Air(2018年モデル)を利用しており、バタフライキーボード独特の「パチパチパチ」という感じの打鍵音が好きです。シザーキーボードに変わってキーストローク感がどのように変化したか、近日中に実機を触って試したいと思いました。またシザーキーボードを搭載したことでキーボードの故障率が低下するのか気になります。
マイナーアップデートながらも満足感のある内容
気になる発売日ですが、Apple公式の注文ページを確認すると、3月19日現在にMacBook Airを注文した場合のお届け日が3月28日~4月4日となっています。
現在、中国を除く全世界のAppleストアは3月27日まで閉鎖中。新型MacBook AirがAppleストア店頭に並ぶ日程は不明ですが、お届け日から推測すると、3月28日の営業再開時(実現すれば)に店頭に並ぶのではないでしょうか。
今回発表されたMacBook Airはいわゆるマイナーアップデートという位置づけです。しかし「キーボードの改良」と「最安モデルの値下げ」はこれまでのMacBook Airの問題を改善するものといえ、満足感のある内容でした。
「初めてMacBookを使ってみたい」という人には、2020年モデルのMacBook Airはおすすめです。
Source:Apple
バタフライキーボードの不具合を認めたようなものじゃん
今までのMacを買った人が不憫でならないよAppleさん