ミニマルなデザインなのにデュアルドライバー。
サムスンの製品発表が行われ、Galaxy Z Flipなど個性的なモデルがお目見えしました。一方で、同社の完全ワイヤレスイヤホン、Galaxy Budsもアップデート。Galaxy Buds+となって再登場しました。
コンパクトなデザインは変わらず、デュアルドライバー搭載や本体のみで11時間再生など魅力的なモデルに仕上がっています。
本体のみで11時間再生だと…
Galaxy Buds+はバッテリーの持ちが大幅に伸びており、イヤホン単体で11時間、ケースと合わせて22時間の再生が可能です。前モデルのGalaxy Budsが本体6時間+ケース7時間だったことを考えると飛躍的な進歩です。
また、3分間の充電で1時間再生できるなど、本体のバッテリーがなくなってしまってもすぐに使い始めることができます。バッテリー容量の増加に伴い片耳の重さは5.6gから6.3gと少し重くなっています。
とはいえ、サイズが小さく外耳にフィットする形状なのであまり重さは感じないでしょう。本体は緩やかな三角形になっており、収まりよく装着することができます。
ケースの充電はType-CポートやQiから。同時に発表されたGalaxy S20シリーズに乗せてパワーシェア充電することもできます。
まさかのデュアルドライバーで低音に期待
Galaxy Buds+はイヤホン内部に二つのドライバー(音を鳴らすスピーカー)を搭載するデュアルドライバーを採用しています。画像にあるように、高音を鳴らすTweeterと低音を鳴らすWooferが備わっています。
デュアルドライバーはコストの観点や音のチューニングの難しさ、サイズが大きくなってしまうことから完全ワイヤレスイヤホンに採用されることはあまりありません。Galaxy Buds+はそれを見事コンパクトに仕上げてくれましたね。初代Galaxy Budsも音質は割と良かったので、更にリッチなサウンドに期待です。
続いて、こちらの音声を取り込んでくれるマイクですが外側に二つ、内側に一つ備わっています。これは通話時に音声を拾ってくれるだけでなく、外音を取り込むアンビエントモードや、周囲のノイズを抑える役割も持っています。ノイズキャンセリングではありませんのでご注意を。
Galaxy Buds+の通信企画はBluetooth 5.0。コーデックはサムスン独自のScalableに加え、AAC、SBCです。本体は防沫仕様ですが、防水ではありませんのでこの辺りもご注意を。
お値段は$149と約16,400円と、2万円を切っておりなかなか嬉しいプライスではないでしょうか。発売は2月14日から公式サイトで行われるとのこと。日本発売は未定となっていますが、発売は確実でしょう。
Source: サムスン
QCC5100シリーズを載せてでもノイキャンは最低でもつけるべきだったと思う…