コスパに優れたAndroid端末で、インドを中心に少しずつその地位を確立しつつあるRealme。ハードウェアとしての優れた評価とは裏腹に、ソフトウェアは親会社OppoのColor OSを使用している状態で、その使い勝手は賛否両論です。
今年8月に、RealmeのCEOであるMadhav Sheth氏がColor OSに関して言及し、独自路線でOS開発を進めることを明らかにしていました。
今回は、YouTubeにて公開の「Madhav氏に聞く」シリーズ・エピソード11で、更なる情報がMadhav氏本人の口から語られています。
その情報によれば、独自カスタムOSの開発と並行して、RealmeはColor OSの提供を継続していくとのこと。
ただし、Color OS 7から大規模な変更を施し、Realme機種に限定したチューニングを行うことも明らかに。そして、Realme向けのColor OS 7の使い心地は、ピュアAndroidに近いものになるとされています。
(該当部分は、下記動画の3分47秒あたりから)
RealmeのWebサイトでは、Realme機種におけるAndroid Qへのアップデート情報も公開されました。
大規模な変更となる可能性もあるだけに、Realmeユーザーにとっては注目度の高い情報です。時期としては、2020年第一四半期からのスタートが予定されています。
iOSライクとの評価を受けていたColorOSが、ピュアAndroidに近い形になるとすれば、Realmeにとっては大きな方向転換です。
インドではピュアAndroidへの支持が根強く、Xiaomi公式twitterがMIUIとAndroid Oneのどちらを好むかアンケートを募集した所、Android Oneが勝利してしまう事案も発生しています。
Source: India Today, Realme公式, YouTube
これは相当朗報
インドではわざわざ共産党への収集はいらないと判断したのかな