Android Pのベータ版の設定画面にGoogleのPixel 3と見られる端末のイラストが描かれていることがわかりました。
このイラストからは、ベゼルは少しあるものの、ノッチがなく、画面占有率が大きい端末であることがわかります。
このようなノッチがない画面占有率の高いデザインのスマートフォンは今までにほとんどなく、未発表のPixel 3ではないかという声が上がっています。
こんな感じのイラストが多く描かれています。
今年の四月段階では、様々なコンセプトが出ていました。しかし、今回見られるようなデザインが出たのは初めてです。
コンセプト画像の一つ。上部と下部にベゼルが見られる。
本当にPixel 3なのか?
果たしてここに描かれているイラストは本当にPixel 3なのでしょうか?個人的には可能性は低いと思います。
このようなデザインを採用したスマートフォンに、Vivo Apexというのがあります。
これは中国のスマートフォンメーカーのVivoから出されたコンセプトスマートフォンです。
これには様々な技術が使われています。例えばディスプレイ内指紋認証、ディスプレイが振動して音を伝えるスクリーン・サウンド・キャスティング・テクノロジー、そしてなにより飛び出すフロントカメラです。
これらの技術には特許があり、ハードウェアよりソフトウェア屋さんであるGoogle(か、その傘下のHTC及びMotoloraから買い取った特許)が作れるかは微妙なラインな気がします。
それに、ただ単にイメージとしてこのイラストを用いているような気がします。ノッチがついたスマートフォンを用いるより、シンプルなスマートフォンでデザインをするのがGoogleの提唱するマテリアルデザインに即しています。
だから、実際にPixel 3がこのデザインになるのではなく、画面占有率の高いAndroidスマートフォンのイメージという形でこのイラストにしたのではないかという気がしてなりません。
資金力のあるGoogleのことですし、なんとかしてこのようなフルディスプレイスマートフォンを作ってくれるのではないだろうかという期待もありますが、実現する可能性は低いと思います。しかし、様々なコンセプトデザインにあるように、画面占有率の高いモデルになるのは確かだと思います。
Androidの標準を提唱するGoogleがトレンドを押さえてくる可能性は高いと思います。今後も画面が前面を大きく占めるスマートフォンがどんどん発表され、画面占有率100%に近づいていくようになるのかもしれませんね。
Source: forbes
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