Discover株式会社は、IWOXS INC のオフネットコミュニケーションデバイス「Power Talkie」を、動画ショッピングサイトDISCOVERにて2019年6月17日に発売開始しました。
面白いガジェットだったのでご紹介します。※電波法違反であるため国内では使用できません
どんなツールなのか
Power TalkieはモバイルサービスやWi-Fiがない時でも友達とスマートフォンを接続したままにできる持ち運び可能なデバイスです。
ハイキング、スキー、登山、セーリング中でも、Power Talkieを使えば、個人やグループの友達とSMS、会話、位置情報のシェアが可能です。また災害時のコミュニケーションツールとしても使用可能です。
圏外も怖くない
アウトドアに“圏外”はつきものですよね。Power TalkieはBluetoothであなたのスマートフォンと接続し、Power Talkieと接続された他のデバイスとの間にネットワーク接続をつくります。圏外の場所でもSMSや音声で友達と連絡を取り合ったり、地図の共有を可能にします。
特徴
約32kmの距離までであれば、Power Talkieを使っている他のデバイスとの接続が可能です。
アウトドアや海外旅行、自然災害時にも使用可能です。
コンパニオンアプリケーションを通してPower Talkieとスマートフォンを接続し、GPS位置情報や地図を共有できます。
リアルタイムでの音声通話や、音声録音に対応。メッセージや絵文字を送ることができます。
TPUプラスチック製で激しい落下に耐久性があり、IP67防水規格に準拠。防じん加工されています。
道に迷ったり、一人でいる時に怪我をしたり、友達を見失ったときは、SOS信号を送るだけでPower Talkieのネットワーク上にいるメンバーに、あなたの信号と位置情報を送ることができます。
6000mAhのバッテリー搭載。充電なしで最大7日間使用することができます。USB接続での再充電が可能です。
アプリケーションは、iOSとAndroidの両方に対応。各種スマートフォンに対応しています。
料金について
月額利用料などは不要だそうです。本体は税別20,400円となっています。
あくまでアプリを通じて「仲間同士」の通信や通話が確保できるものなので、遭難時に圏外の緊急通報ができるというようなものではないので、注意が必要です。
それでも30km圏内であれば互いに通信可能なので、使い方によっては地図情報も共有できる便利なトランシーバーとして使えるのではないでしょうか。
追記:購入しないように
こちらの機器はアメリカ国内で使用されるFRCという無線機器であり、防災無線と競合するため電波法によって使用が禁止されています。
また、技適なしスマホとは違い、ほぼ確実に特定小電力無線に該当しないので免許・届け出無しの使用は明確に禁止されています。
くれぐれも購入しないようにしましょう。現在DISCOVERに仕様について問い合わせています。
Source:DISCOVER
特定の業務用って感じ