今年の2月にサムスンから発表され、「折りたたみスマホ」として話題となったGalaxy Fold。
発表当時は大きな期待が寄せられていましたが、世界中のメディア記者・レビュアーに試用版が配布されてから、折りたたんだ時にそのまま画面が割れるなどの報告が多数寄せられ、発売は延期に。
その間、サムスンは発売に向けてしっかり準備を進めていて、この度ついに欠陥が修正されたと報道されました。
サムスンの Lee Hyuk Lee氏がソウルで行われたイベントで、「Galaxy Foldは保護フィルムとヒンジの欠陥を修正し、近い内に発売できるかもしれない。」と発言しました。
今回修正されたGalaxy Foldの欠陥は2つ。一つは最初に貼られている画面の保護フィルムを剥がすと、画面が割れやすくなってしまうこと。もう一つは開閉時にヒンジ部分に隙間ができ、そこからゴミが入ってしまうことです。ゴミが入ると、その部分の画面が破損しかねません。
まずは一つ目の保護フィルムについて。
この「フィルム」、実は日本の住友化学のポリイミドフィルムを使用しています。今後は、この上にGalaxy Fold向けに開発された新たな「チェンジャブルウィンドウ(サムスンによる呼称)」が貼り付けられるということです。
多くのレビュアーが試用機を受け取った後、画面についているフィルムを剥がし、その画面を破損させています。The VergeのDieter Bohn記者は、市販品のパッケージにはフィルムを剥がさないよう注意があるものの、レビュアー向けの試用機にはそれが無く、フィルムを剥がしてしまったと言っています。
それから二つ目のヒンジ部分について。
ヒンジ部分では7mmとも言われる隙間を作らないため、ヒンジとディスプレイの間にまた新しいフィルムを入れることで隙間を埋めます。これは単純です。
Galaxy Foldに関しては、発売を予定していた通信会社が予約を停止したり、6月に延期か、7月に延期か、などと様々な報道がされてきました。それでもサムスンは発売自体は諦めておらず、少しでも早く発売できるよう努力しているようです。結局、日本での発売はあるのでしょうかね。
Source:PhoneArena,etnews
しゃおみのも販売延期とか聞いたで