iPhoneのアメリカ市場におけるシェアが急速に低下傾向にあるようです。調査会社CIRPによると、2023年4月~2024年3月の1年間のiOSのアクティベーション数のシェア(対Andorid)が33%となりました。2022年4月~2023年3月の期間の同シェアは40%だったので、1年間で7%低下となりました。
Appleは、昨年秋発売のiPhone 15シリーズの値上げ幅を最小限に留めました(米ドルベース。)にも関わらず、直近のアメリカ市場でのシェアが低下しているということになります。
AppleのスマホAI対応への遅れが影響か?
世界のスマホ出荷台数シェアにおいても、iPhoneの勢いが衰えていることが調査会社IDCを通じて明らかになっています。
ライバルのサムスンはGalaxy S24シリーズ(等)にGalaxy AI機能を搭載する等、「AIスマホ」化で先行しています。iPhoneの減速は、AppleのAI対応の遅れに原因があるのかもしれません。
なお、CIRPはシェア低下の要因の一つとして、iPhoneユーザがAndroidユーザに比べて同じ機種を長く利用する傾向が出ていると指摘しています(結果、iPhone買い替え時に発生するiOSアクティベーション数が少なくなるとのことです。)アメリカ市場において、iPhoneからAndroidへのシフトが起こっているのか、今後発表される市場データに引き続き注目です。
Source:CIRP
AIなんて関係ねぇだろう