アメリカ政府は、HUAWEIがKirin 9000S開発に成功したことを受け、新たな対中輸出制限策の導入を検討しているようです。
アメリカの商務長官ジナ・レイモンド氏は、HUAWEIが新チップ開発に成功していること受けて、新たな中国向け輸出制限策を検討していると、述べました。レイモンド氏は、アメリカ議会上院に対して、(中国への技術流出を避けるために)これまでと違う手法が必要と主張しました。
Kirin 9000Sは7nmプロセス製造(?)の5G対応チップセット
Kirin 9000Sは、HUAWEI Mate 60 / 60 Pro / 60 Pro+(等)に搭載された、7nmプロセスの5Gチップセットと言われています。Kirin 9000Sは、(TSMCやサムスンではなく)SMICにより製造されました。チップの性能はSnapdragon 8 Gen 2やSnapdragon 8 Gen 1には及びませんが、2世代前のSnapdragon 888(5nmプロセス)を上回るとの評価が出ています。
ただ、Kirin 9000Sは、7nmプロセスSoCではなく、実は14nmプロセスで製造されたチップセットを改変したものでないかとの見方もあります。
いずれにしろ、HUAWEIによる高性能なスマホ向けチップ開発成功を、米国政府は脅威に感じているようです。米国政府の新たな動きがない限り、HUAWEIはスマホ向け半導体開発活動を再び活発化することはほぼ確実です。米国政府・HUAWEIの今後の動きには要注目です。
Source:Yahoo Finance(Boolmberg)
だから茶々とインド辺りにでも身売りしろよって話だよな