TCLがカラー電子ペーパーディスプレイ搭載スマホ、TCL 40 NxtPaperとTCL 40 NxtPaper 5Gを発表しました。紙のような質感のディスプレイで、目に優しい点を売りにしています。
どちらも間もなくヨーロッパで販売され、今年後半にはその他のエリアでも販売される予定です。
TCL 40 NxtPaperのスペック概要
SoC | Helio G88 |
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ディスプレイ | 6.78インチ, FHD+(2,460 x 1080), 90Hz, NxtPaper |
RAM/ROM | 8GB / 256GB |
リアカメラ | 50MPメイン+5MP超広角+2MPマクロ |
フロントカメラ | 32MP |
OS | TCL UI 5.0(Android 13ベース) |
バッテリー | 5,010mAh, 33W急速充電 |
その他 | スタイラスペン(Tペン)対応、ステレオスピーカー |
TCLが独自開発したカラー電子ペーパーディスプレイ、NxtPaperを採用しています。通常のディスプレイよりも有害なブルーライトが少なく、目に優しいのが最大の特徴です。ディスプレイサイズは6.78インチ、解像度はFHD+、そして90Hzのリフレッシュレートに対応します。
SoCにHelio G88を採用し、RAMは8GBとROMは256GBです。そのほかに50MPメイン+5MP超広角+2MPマクロのトリプルカメラ、5,010mAhのバッテリーなどを備えます。カラー電子ペーパーディスプレイを除くと、スペック的には普通のミッドレンジスマホですね。
価格は199ユーロ(約3.1万円)で、9月にもヨーロッパで販売されます。2023年後半には、その他の地域でも販売される予定です。
TCL 40 NxtPaper 5Gのスペック概要
SoC | Dimensity 6020 |
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ディスプレイ | 6.6インチ, HD+(1,612 x 720), 90Hz, NxtPaper |
RAM/ROM | 6GB / 256GB |
リアカメラ | 50MPメイン+2MPマクロ+2MP深度 |
フロントカメラ | 8MP |
OS | TCL UI 5.0(Android 13ベース) |
バッテリー | 5,000mAh, 15W急速充電 |
その他 | 5G対応 |
TCL 40 NxtPaperは名前のとおりTCL 40 NxtPaperの5G対応版ですが、スペックが異なります。ディスプレイがわずかに小さくなり、解像度はHD+止まりです。メモリの容量が2GB減って急速充電が33Wから15Wへダウン、さらにスピーカーもステレオではなくモノラルになっています。
5Gに対応している点を除くと、むしろ4G版のTCL 40 NxtPaperよりスペックが抑えられているようです。
販売価格は249ユーロ(約3.9万円)で、10月にヨーロッパで発売されます。4G版同様、2023年末までにヨーロッパ以外の地域でも販売される予定です。
これまでハイセンスが頑張ってた分野でTCLも頑張ってますよと。
どうせ売れないから宣伝にもならないし、コスト低下にも貢献しない。
広告ポスターの代替として駅や商業施設で展開されたり、あとはkindleくらいか。