サムスンの12.4インチの巻き取り式ディスプレイが正式発表されました。今回の発表はディスプレイのみですが、将来的にスマホなどのデバイスにも実装される動きが予想されます。
巻き取り式ディスプレイを採用したスマホは現時点で製品化はされていませんが、MotorolaやTCLなどのメーカーも開発に力を入れています。どのメーカーが初搭載機を出すかも注目です。
サムスンから12.4インチの巻き取り式OLEDが登場
サムスンはアメリカで実施されたイベントにおいて12.4インチの巻き取り式OLEDを正式発表しています。イベント内では「Rollable Flex」と呼ばれるその実物も展示がされており、見た目の確認が可能です。
今回発表のディスプレイは49mmから254.4mmまでの長さに伸びることが特徴です。つまり5倍のサイズまで大きくなるというディスプレイであり、これは業界でも初だと言います。上の画像からも5倍の拡大幅の迫力が充分に伝わります。
「Rollable Flex」のほかサムスンは「Flex In & Out OLED」などの新製品も同時に発表していますが、これは新型の折り畳みディスプレイとなっています。現行のGalaxy Zシリーズに採用されているものは内側にのみ折り畳みが可能です。「Flex In & Out OLED」では内側と外側の両方に折り畳みができることが特徴であり、ユーザーにより新しい活用方法を与えることになるでしょう。
Source: Samsung
折り畳みとどっちが耐久性に優れるんだろうな
最終的にはそことコストで決まる気がする