Appleは今年立ち上がったばかりのTSMCの3nmプロセスの年内の製造キャパシティの約90%を使用するようです。TSMCとAppleの関係の強固さが明らかになった形です。
QualcommやMediaTek等のAndroidスマホ向けチップメーカーがTSMCの3nmプロセスを本格的に活用できるのは2024年以降になりそうです。Qualcommは、Snapdragon 8 Gen 3は4nmプロセス製造とし、Snapdragon 8 Gen 4から3nmプロセスとするとみられていますが、製造委託先としてTSMCとサムスンを併用すると噂されています。
今秋へ向けてA17 Bionic・年明けへ向けてM3 Proを製造か
Appleは、TSMCの3nm N3E processを活用して、iPhone 15シリーズ上位モデルに搭載するA17 Bionicの量産化に着手しているようです。そして、年明けリリースへ向けてのMacBookやiPad用のM3 Proの量産化の準備を進めるようです。
AppleがTSMCと築いてきた強固な関係が、Android陣営にとっては不利に働きかねない状況となっています。サムスンの3nm GAA processが、サムスンの公式発表通り「悪くない出来」であることを、Qualcommを含むAndroid陣営のチップメーカーは願いたいところでしょうね。
Source: digitimes.com
コスパ中華機も少なくなったし
そろそろ泥を卒業する潮時かな・・