画像はOPPO Find N2
調査会社のIDCは、折り畳み機市場の2027年までの予想を発表しました。折り畳み機市場の規模は2027年には48.1百万台まで拡大し、2022年の約3.5倍になるとのことです。
また、2022年の折り畳み機の出荷実績は14.2百万台となったようです。
なお、ディスプレイ専門調査会社のDSSCによると、2020年の折り畳み機の出荷実績は約200万台でした。折り畳み機の市場規模は、2020年→2022年で7倍に急成長したことになります。
2022年→2027年で更に3.5倍に成長することが見込まれていることになります。
折り畳み機市場はサムスンとOPPOの2強体制になる可能性有り
折り畳み機市場全体でみると、現時点では先行者であるサムスンが他社を圧倒しています。
が、中華メーカーの中で特にOPPOがOPPO Find Nシリーズでスペック・価格面で優れた縦折り機・横折り機を近年リリースしており、中国の折り畳み機市場でトップに立ちました。
OPPOはFind Nシリーズのグローバル展開に積極的で、日本展開の噂もあります。世界の折り畳み機市場において、サムスンが圧倒的強者の地位を守るのか、OPPOの頑張りで2強体制となるのか、目が離せないですね。
Source: IDC
これから世界の不景気が加速する中、高額な折りたたみが本当に普及するのだろうか?
大幅な低価格化が進めば話は変わってくるかもだけど
さほど低価格化が進まない場合でも普及が進むとすれば、今後大きな経済成長が有望視されている中東やASEAN地域の市場なら可能性はあるかもですね