Bullittが世界初の双方向衛星通信に対応するスマホを開発【MediaTekと共同】

英国のスマホ会社Bullittが、台湾のMediaTekと共同で世界初の双方向衛星通信に対応するスマホを開発したと発表しました。来年第1四半期にも発売される予定です。

衛星通信はHUAWEI Mate 50シリーズやiPhone 14シリーズなども対応していますが、用途は緊急時の通信等にかぎられています。

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衛星通信によるテキストメッセージの送受信が可能

Bullittは英国のスマホ/家電メーカーです。これまでCat(キャタピラー社)やモトローラからブランドライセンスを受け、主にタフネススマホを開発していました。

そんなBullittが次にリリースするのが、衛星通信に対応するスマホです。3GPP NTN(非地上ネットワーク)規格に準拠するMediaTek製チップセットを世界で初めて搭載します。両社は18ヶ月に渡り、衛星通信の研究を共同で続けていたようです。

Bullittの衛星通信対応スマホは、通常のモバイル通信ができない場合に自動で衛星通信に接続されるとしています。また、当初はテキストメッセージのみ送受信が可能なようです。

発売時期は2023年第1四半期（1～3月）で、まず北米とヨーロッパで発売されます。将来的には他の地域でも販売される予定ですが、現時点では日本で発売されるかは分かっていません。一般消費者が手にできるような価格・料金設定になるかも注目ですね。

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