Xiaomiが2022年第3四半期(7~9月)決算を発表し、売上(人民元ベース)が前年同期比で10%減少したことを明らかになりました。スマホ出荷数も前年同期比に対して7.7%減少したようです。
Xiaomiは、この第3四半期を終えた後の10月以降に主力モデル(中国市場で先月発表されたRedmi Note 12シリーズ、年内にも発表予定のXiaomi 13シリーズ)をリリースしていきます。これら新機種の売れ行きが今後の業績を左右するでしょう。
ヨーロッパ市場では着実に成長
Xiaomiはヨーロッパ市場において、サムスンに次ぐNo. 2の地位を固めつつあるようです(直近の市場シェア23.3%。)中国以外のグローバル市場においてはHUAWEIの制裁に恩恵を受けている側面は否定できません。
また、日本円換算で1台6万円を超える高価格なスマホの販売台数は伸ばしているようです(前年同期比+14%成長。)
Xiaomiの世界スマホ市場における「快進撃」は止まったのかもしれません。スマホ市場シェア(出荷台数ベース)を更に拡大させてサムスンやAppleの地位を狙うというよりは、ミッドハイ機以上のスマホの開発に力を注ぐ方針のようです。
また、Xiaomiはスマート家電でのシェア拡大やEV(電気自動車)の開発にも力を入れています。
このご時世、シャオミだけじゃねんじゃね?