LG G8X ThinQで「ワイドスクリーン」をどんなアプリでも使えるようにする方法

LG G8X ThinQといえば、手ごろな価格で手に入る折りたたみスマートフォンとして世界的に注目を集めました。Softbankからは税込み55440円で発売されており、インターネット上の日本ユーザーからの評判もなかなか良いようです。

LG G8X ThinQは本体付属品*で付いてくる後付けのセカンドディスプレイ(Type C接続:カバー)とメインディスプレイを利用し、「ワイドスクリーン」表示ができます。タブレットのように大きくアプリを扱える一方で、対応しているアプリがとても少ないのがユーザーを悩ませています

*海外では別売りのキャリアもあります

困ったらG8X WideModeで解決だ

Google Playストアで公開されているG8X WideModeというアプリを使用することで、ワイドスクリーン表示機能を全てのアプリで活用することができます。

アプリですが、開発者はなんと日本人です。この開発者の方は以前にも折りたたみスマートフォンのMEDIAS W(N-05E)向けのアプリをリリースしたりと、昔からこのジャンルに目をつけている方のようです。

G8X WideModeの設定方法

  1. G8X WideModeをインストールします。(リンクをタップもしくはGoogle Playで検索)
  2. インストール後、通知パネルを画面上部から呼び出します。
  3. 画面右側にある「えんぴつマーク」をタップします。
  4. 「Wide Mode」というアイコンが新たに追加されているので、アイコンを下側にドラッグします。
  5. ドラッグができたら、画面右上にある「✔(チェック)マーク」をタップします。

以上で設定は完了です。ワイドスクリーン非対応のアプリをメインディスプレイで片面表示した段階で通知パネルを呼び出し、「Wide Mode」というアイコンをタップすることで強制的にワイドスクリーン表示になります。

実際に試した動画

LG G8X Dual Screen force Wide View

実際に試している様子を写した動画があります。

Chromeは標準対応のため通常通りの方法でワイドスクリーン表示ができています。スムーズに動いており、表示のされ方も自然です。

一方でTwitterはワイドスクリーンには対応していません。動画内ではG8X WideModeによってワイドスクリーン表示にしていますが、問題なく動いていることが分かります。自動再生されている動画にもカクつきなどは見られません。ただし、開発者本人の情報では、描画が壊れる場合もあるということでした。何か問題が起きた場合は端末を再起動することで治るとのことです。

LG G8X ThinQは二つあるディスプレイの両方にノッチがあるのは気になる点ですが、価格を考えれば妥協できるでしょう。日本国内では手ごろな価格で手に入ることから、折りたたみスマートフォンを試したい方にはおすすめできるスマートフォンです。スペックも高性能で魅力的な機種です。

Google Play

開発者クレジット:Yutaka Tsumori

開発者ブログ:tmytのらくがき

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Writer

Sekey
アジア市場を中心にレポート

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